都会で一人暮らしをするなら自転車がおすすめな理由【実用性重視】
俺は名古屋で生活し始めて5年が経つんだけど、そのうち4年は自転車を使っている。都会なんだから地下鉄でもバスでも使えばいいじゃんって思うかもしれないけど、都会で一人暮らしをするなら間違いなく自転車が最強。
これから新生活を始める人に向けて自転車のプレゼンをしたいというのが今回の記事の意図。
若いうちは都会に住んだほうがいい
若いうちには無理をしてでも都会に住むようにした方がいい。これをいうと都会になればなるほど家賃は高くなるし、金銭的に余裕がないっていう人がいるんだけど、都会に住む選択を取ることはメリットだらけなんだ。目先のお金を渋ることで失うものも多いからまずは都会に住んでほしい。ちなみに都会に住まないことで失うものは下記…
- 時間
- 交通費
- チャンス
住むのであれば、中心地に近い方がいい。徒歩圏内に都心があるのがベター。
都会は多くの気づきとチャンスで溢れている
都会に住む一番のメリットはお金で買えない経験や知り合うことのない人と知り合う機会を増やすことなんだ。その分の活動をすることは必須になるんだけど、何かを始めたいと思った時にすぐに始められるのが都会のメリットでもある。(農業や畜産などは除く)
家賃の節約は大きなメリットはない
家賃を節約することで得られるメリットは実は少なくて、お金を節約することを目的に郊外に家を借りてしまうとお金の時間をWで失う。
都会に行く頻度が高くなればなるほど、失うお金は多くなるし、時間がかかるから行動時間が少なくなる、ゆえにチャンスを失うことにもつながるんだ。通勤圏内、通学圏内の物件に住んでぎりぎり安くなるのが1万円〜2万円の範囲だから、2万円でチャンスを掴んだ方がいい。
家賃が安い都心の物件は存在する
都心に住むと家賃が高いイメージが先行すると思うんだけど、実は大きな間違い。物件を選ぶ時に選り好みをしているから家賃は高くなる傾向にあるんだ。価格競争が激しい都会だからこそ、物件価値も下がりやすいし、だからこそ家賃を下げないと借り手がつかない。
不動産屋としては新築の物件に入居を斡旋したいのが本音だから、そこは根気強く不動産屋に通っていい物件を探すしかない。少し条件が悪くても住めば都。
【本題】都会でこそ自転車に乗るべき理由
都会に住む重要性がわかったと思うんだけど、その中でも自転車で行動をしてほしい。実は自転車は金銭的なメリットだけじゃなくて精神的な負担を減らすことにも役立つ。だからこそおすすめなんだ。
都会は移動手段の選択肢が多い→交通費のロスが多くなりがち
都会は田舎と比べると言うまでもなく公共交通機関が発達している。バス、地下鉄etc…数えきれない交通機関が存在していると思うんだけど、使うと使っただけ交通費が消えていく。
自転車であれば交通費は0円。
公共交通機関のラッシュは想像を絶する地獄
都会の交通機関で特徴的なのが、通勤ラッシュ、退勤ラッシュと言われる現象で、山手線などの主要電車に乗るとわかるんだけど、どう考えても限界ギリギリの人数が電車に乗り込む。
これがストレスを感じる瞬間で日によってはワキガや加齢臭がひどいおじさんとタイマンを張ることにもなる。出勤前からストレス負荷がすごい。
駐輪場所に困らない
じゃあ、車とかバイクを使えばいいじゃん。って思うかもしれない。ただ、都会になればなるほどコインパーキングの駐車料金は高くなり、それを渋って路駐をしようものなら容赦なく駐禁ステッカーを貼られる。それに月極駐車場のコストもバカならない。
自転車の駐輪は基本的にどこでも大丈夫かつ、駐禁を取られることもない。厳密にいえば、取締りも受けるし、数日間同じ場所に駐輪し続けていると問答無用で撤去もされるんだけど、基本的に駐輪は無法状態なので自分の停めたい場所に停めることができる。(万が一、トラブルなどに巻き込まれたとしても当ブログは一切の責任を負いません)
有料駐輪場でも、1日フルタイムで停めて100円ほどだからコインパーキングなどの駐車場と比べると圧倒的に安い。
車やバイクはコストがかかる
車とバイクはランニングコストがえげつない。税金やガソリン代、駐車場代、その他諸々かかってしまう。ただでさえ若者はお金がないのに自分の首を絞めることにつながる。駐車場代だけでも年間12万円は超えてしまう。
始発・終電を気にする必要がなくなる
自転車であれば、時間を気にする必要がない。自分の気の向くままに自転車にまたがって移動することができる。
都会でありがちな、飲み会の後に終電がなくなってしまい、タクシーを使うというケースもない、タクシー代はいうまでもなく高いし、大しで使うメリットはない。自転車であれば時間に縛られることなく活動ができる。
仕事や副業を始めることができる
今や一般認知も高いUbereats(ウーバーイーツ)やmenuなどの宅配サービスも可能。
都会であれば、同じ仕事に取り組む人が多いから、注文者の奪い合いになると思われがちなんだけど、人口が多いからこそ注文数も桁違い。仕事や副業の選択肢として宅配サービスを始めることができるのも自転車を使うメリット。
【デメリット】服装は限られる
都会はオシャレな人が多い。街行く人が全員おしゃれなんだけど、自転車に乗るとおしゃれは諦める必要が少なからずある。女性ならロングスカートは履けないし、男性もロングコートを羽織れない。セットした髪型も風に問答無用で崩される。オシャレの自由度は大幅に下がる。
【デメリット】天候によっては最悪な移動手段
自転車には屋根がないので雨や雪に弱いし、突風に耐える強靭な肉体も必要。出かける前の天気の確認は必ずしたい。行きは晴れていたのに帰りは雨が降っているケースが一番最悪。1日を通した見通しをつけておく必要があるんだ。
都会で自転車を乗り回す注意点
自転車を使うにも注意が必要。一応軽車両にあたるから、乗り回すのであればそのことも頭に入れておきたい。ということで注意点を紹介するを
①なるべく軽い自転車にしておく
都会は道が複雑なことや構造が複雑なこともあるから、取り回しが楽なものを選びたい。担げるくらいの重さな自転車にしておくことで階段の昇降も段差にも対応可能になる。
具体的には12kg前後の自転車にしておくことがおすすめ、ママチャリなどではなくロードバイクや折りたたみ式自転車のような軽めの自転車を乗るとさらに快適になります。
②自転車で一番こだわるべきは"鍵"
自転車は都会になればなるほど窃盗されることが増える。部品だけ盗難されたり、車体そのものの盗難をされるケースが跡を立たない。だからこそ鍵にはこだわって簡単に窃盗できないようにしておきたい。
頑丈であればあるほど良く、何かに括り付けられるくらいの長さがあると尚良い。盗難対策として、あえて人通りが多い所に停めておくとさらに効果抜群。なぜなら、盗難をする側からすると誰が自転車の持ち主かわからないから手が出しづらくなるから。
③より長く大切に乗りたいのであれば、自転車は室内保管一択
自転車は外に停めておくと劣化しやすくなる。そのため室内保管をすることでより長く大切に自転車に乗ることが可能になる。とはいえ、これは好みの問題。
自転車盗難の多くは一般宅の前とも言われているので、自宅前に適当に放置しておくよりも自宅内に持ち込んだ方が防犯対策にはなるんだけど、労力はかかる。
④自転車は車両
都会は人が多いから、自分が思うようなスピードを出すことができずイライラすることもあると思う。ただ自転車はあくまで軽車両。
人と接触をすれば、事故扱いになるし、その上、こっちがスピードを出していた場合には全面的にこちらが悪くなる。最悪、警察沙汰や裁判に発展するケースもあるから、事故には注意。
⑤車道で走るならスピードを出す
そもそも軽車両なので歩道を走るのは実はNG。自転車は基本的には車道を走行する乗り物なんだ。とはいえ、周りが60km/mで走っている中、タラタラ走っていたら他の車やバイクの邪魔になるし自分自身も危険。車道を走るので有ればそれなりのスピードで全方向に注意して走行をするようにしたい。
⑥死角からの飛び出しに注意
車両全般に言えることなんだけど、自転車で下り坂を降りた所の交差点にありえないスピードで突っ込くるやつがたまにいる。普通に危ない。接触相手に問わず危ないから絶対に死角の確認はしたい。
常に死角の確認や歩行者の確認など車を運転する時と同じ気持ちで乗る事がおすすめ。
自転車は都会で輝く"脚"になる
自転車というと大自然の中を颯爽と走り抜けるらのが気持ちいいと思われがちで、運動面やアクティビティとして注目を集めているんだけど、実際には歩道が舗装されている都会での実用性が高いんだ。
都会でこそフットワークを軽くすることで得られるものも多くなる。生活の幅も広がるから都会に住む人ほど自転車の購入を検討してほしい。