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【ファーミネーター】ペットの毛玉対策ブラシの最適解

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俺は猫と生活を共にしているんだけど、猫は綺麗好きとはよくいうもので,驚くくらいに毛繕いをする。しかも長毛の猫。当然、毛玉はできるし毛玉を飲み込んでいる可能性が高い。猫や犬を飼うときに課題になるのは毛玉対策なんだけど、毛玉対策フードだけじゃ不十分で、正しい毛玉ケアをしていないと丸まった毛玉を飲み込んでしまって、体調を悪くするケースがある。

 

とにもかくにもブラッシングが重要。毛玉ケアの最適解のブラシが見つかったから今回はその注意点や毛玉ケアの重要性をみんなに説明したい。

 

 

猫や犬にとって毛玉ケアは必須

人間と違って毎日お風呂に入るわけじゃない犬や猫が自分の体を綺麗にするために行うのが毛繕いなんだけど、この行為が原因で身体に毛玉ができまくる。動物は自分の身体を綺麗にするために毛繕いをするのが一般的なのは百も承知なんだけど、その際に自分の毛も食べてしまうらしい。その毛が胃や腸に溜まることで病気を発症するケースもよくある話なんだ。

 

通常なら、飲み込んだ毛は排泄物に混じって出てくるんだけど、胃や腸に溜まった毛は消化されないから、毛を吐き出すことで体内に留めておかないようにしている。これが猫がよく吐いてしまう原因。今はフードで消化を促したり排泄を促すこともできるんだけど、それ以前のケアをしておくことが大切で、事前に対策をすることで飲み込む毛の量を抑えることができるから、病気にもなりづらくなる。

 

だから、毛のケアを毎日してあげることで毛玉対策をする必要があるというわけ。

 

動物の毛の仕組みは人間と違う

毛玉ケアをする際にただ毎日ブラッシングをするだけでは効果がないんだ。というのも猫や犬の毛は2層に分かれているから。普通にブラッシングをしているだけだとケアは不十分。

 

動物の毛は1つの毛穴から2種類の毛が生えていて、それぞれ「トップコート」と「アンダーコート」と言わているんだけど、毛玉の原因になるのは「アンダーコート」と言われる体の表面に出てきていない毛の方なんだ。

 

トップコート

動物の体を包む太い毛のことを指していて、このトップコートは毛穴から生えている無数の毛の中でもメインの毛となる。被毛の中でも身体の表面に生えており、比較的硬く、太い毛で、人間が認識している動物の毛の大半はこれ。

 

アンダーコート

アンダーコートはトップコートの内側に生える柔らかい毛のことを指していて、抜け毛や毛玉の原因の大半がこれ。この毛の本数はトップコートの5倍〜20倍の量が生えるから、必然的に毛玉の原因になってしまう。

 

重要なのはこのアンダーコートをケアすることで抜け毛だけでなく毛玉の対策をすること。アンダーコートを制するものは毛玉を制する。

 

毛玉ケアをすることで得られるメリット

毛玉ケアを推奨しているのは何も毛玉だけが理由じゃないんだ、実は多くのメリットがあって、犬や猫にとって生活をしやすい身体にしてあげることができる。だからこそ、毛玉ケアは大切。

 

①皮膚の健康維持

動物の皮膚は多くの被毛があるから、デリケートなんだ。デリケートが故に人間と同じように皮膚のケアも必要になるんだけど、無駄な毛が多いとせっかく塗布した薬の効果を得ることができない。健康な皮膚を保つためにも無駄な毛を処理しておく必要があるんだ。

 

熱中症対策

アンダーコートのケアをすることで熱中症の対策にもなる。本来、動物は外気温の変化やグルーミングなどで自然と抜毛されて、被毛の入れ替わりが起こるようになっている。ただ、ペットとして飼われている犬や猫はスムーズに換毛ができなくなる傾向にあって、それというのが室内という環境に慣れてしまうから。飼われることで機能を失ってしまうらしい。

 

ブラッシングを行うことで換毛を促すことができ、体温調節の手助けができる。

 

③ヘアボール対策

猫の場合抜け毛の7割は自分で飲み込んでしまうといわれていて、余分なアンダーコートケアをしておくことで胃腸に貯まる余分な毛の量を減らすことにつながる。よって病気になりづらくなる。

 

ペットのアンダーコートケアは必須

以上のことからアンダーコートケアは必須なんだけど、普通のブラッシングで取り除けるアンダーコートの量は比較的少量で大した効果がないんだ。ペットがより快適に過ごすことができるようにまずはアンダーコートのケアを行う必要があるのに普通のブラッシングじゃ意味ないから、専用の道具に頼るしかない。そこで登場するのがファーミネーターなんだ。

 

アンダーコートケアに特化したブラシ「ファーミネーター」

アンダーコートのケアを丁寧に行うのであれば、必ず購入してほしい。見るからに特殊な形状をしていてブラシ先端も金属だから、本当に使って大丈夫?と思う人もいるかもしれない。安心してほしい、繊細なペットの皮膚を傷つけないようにできている。

 

使用方法

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  1. 普通のブラシでブラッシングをする
  2. ファーミネーターでブラッシングをする

 

2つのブラシでブラッシングをする。普通に考えれば手間なんだけど、大切なペットの体調と医療費を考えたら安いもの。普通にブラッシングをして1度毛の状態を整えたら、そののファーミネーターでブラッシングをするとごっそりと毛が抜ける。

 

ファーミネーターを使う上での注意点

ファーミネーターを使う上での注意点を解説していく。

 

①過度なブラッシングはNG

ファーミネーターは金属製かつブラシの先端が尖っているから、過度にやりすぎてしまうと皮膚を傷つけてしまう恐れがある。週に1回の特別ケアとして行うようにしてほしい。普通に使う分には皮膚を傷つけることもない。

 

②偽物を購入しない

インターネットに偽物が出回っているから注意。金額は安いかもしれないけど、ペットの皮膚を傷つけてしまったり、全く効果的じゃないものをつかまされることもある。

 

③飼っているペットに適したファーミネーターを選ぶ

ペットの種類や毛並みによって毛のケアの仕方も変わるんだけど、ファーミネーターにも複数の種類があるから必ず適したものを購入して差しい。

 

  • 犬用短毛種専用
  • 犬用長毛種専用
  • 猫用短毛種専用
  • 猫用長毛種専用
  • その他小動物用

 

間違ったものを使ってしまうと皮膚を傷つけてしまう恐れがある。

 

実際の使用感と感想

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俺が飼っているのはミヌエットとエキゾチックショートヘアなんだけど,ミヌエット(長毛種)の毛玉ケアを行うためにファーミネーターを購入した

 

使い心地は抜群

最初見た目から入ったからブラシのようにブラッシングができるかが不安だったんだけど、ブラシとして使い心地はいい。むしろ、ブラッシングもしやすい。

 

驚くほど毛が抜ける

驚くほど毛が取れる。全体で見ると毛量は減ったようには見えないんだけど、1度のブラッシングで細かい毛が大量に取れた。普通にドン引きする。

 

ペットのためのアンダーコートケア

ブラシにしては高級品で大体5000円くらいするから、購入するのに勇気が必要だけど、実際に使ってみると効果は絶大だし、用法を守れば危ないこともない。大切な家族を守るためなら安いと思うから是非使ってみてほしい。