【Streaks】習慣化に全振りしたタスク管理アプリ【弱点あり】
俺はネットサーフィンでiPhoneの活用方法を調べるのが趣味なんだけど、その中で頻繁に目にするアプリがあったんだ。それがstreaks。
App Storeには数々なリマインダーアプリがあるけど、このアプリは他のアプリと一線を画す特徴を持っているらしい。いてもたってもいられなくなった俺は人柱としてこのアプリを導入してみた。今回はその感想を紹介したい。
タスク管理もスマホでする時代
メモやスケジュール帳を使うのはもう古くて大体のスケジュール管理はスマホを活躍する人が増えていると思う。というのも、単純にスケジュール帳を持ち歩くのも手間だし、大体のスケジュール帳は1年間しか使えない消耗品だから。それに引き換えスマホなら万年使えるし、基本的に触らない日の方が少ないからチェックがしやすい。何でもかんでもスマホで片付く時代。
タスク管理アプリは尖りすぎ
実はタスク管理アプリは一長一短があってスケジュール管理に特化しているものもあれば、隙間時間の細かい作業に向いているものもある。それだけ人間のタスクって複雑だし、難しいらしい。今回俺が人柱として導入したstreaksもまさに尖っていて、習慣化に特化したアプリなんだ。
習慣化に特化したアプリ「Streaks」
Streaksはタスク管理アプリなんだけど、習慣化に特化しているのが特徴。単発的に「今日は○○やらなきな！」という使い方ではなく、毎日取り組みたいことを入力して管理するアプリというまさに需要の一点突破を体現したかのよう。すでに使う人を選びそうな印象なんだけど、その通りで必要ない人には全く必要ないアプリ。
習慣化ができない人は後回しにしがち
まず、習慣化したいけどできない人の例(俺の例)を上げて紹介したいんだけど、習慣化できない人の多くは「後で取り組んだらいいや」となってしまうからなんだ。いつやってもどうせ一緒という甘っちょろい考えが習慣化を阻害していて、後回し後回しにすることで毎日取り組めなくなるというのが、習慣化できない人の考え方のメカニズム。
それにモチベーションの維持がうまくできないと簡単なことも続けることが難しくなる。というのも、突然日常的じゃなかったことを始めることに対するストレスとそのハードルの高さは尋常じゃないから。
後回しにしない仕組みとモチベーションの維持が習慣化の鍵
ということで習慣化をするために重要になるのは、「いますぐやる」という頭を持つことと適切なモチベーションの維持の仕方なんだ。つまりは考え方次第。とはいえ、簡単に性格を変えるのは難しいし、考え方も変えることはできない。だから、アプリに頼ってしまおうという算段。
Streaksの基本機能
まずはstreaksの基本的な機能から紹介したい。できることが下記。
- 取り組みたいことを設定できる(24項目)→目標の可視化
- 継続して取り組めた日数の表示→モチベーションの維持
- 通知で「習慣化」を促してくれる
- Apple Watchと連携ができる
あらかじめ習慣化したいタスクを設定しておくことで、毎日通知やらなんやらでタスクの遂行を促してくる。それをグラフや数字で連続何日行えているかを教えてくれるからモチベーションの維持にもつながるというわけ。よくできた仕組みだ。
取り組みたいことを設定できる(24項目)
Streaksには24項目(4ページ×6項目)のタスクの登録ができる。設定しておくことで日々取り組む目標の可視化をすることができる。
タスクも細かく設定することができるのも魅力の一つ。
- 期間(3日おきなど)
- 取り組む時間(10分間行うなど)
- 回数(1日のうちに2回行うなど)
自由度が高いから、柔軟な設定をすることができる(習慣化については)
継続して取り組めた日数の表示
タスクの項目ごとに「どれだけ継続して取り組めているのか？」を表示する機能があって、項目ごとの達成率も表示してくれるから、モチベーションの維持もしやすい。数字を見て「続けなきゃ」って思う人ならこのアプリを導入するだけで簡単に習慣化はできそう。
通知で「習慣化」を促す
通知機能にも対応していて、取り組むことを忘れてしまう人やアプリを開く習慣がない人でも、取り組むべきことが嫌でも通知されてしまう。まるでお母さんに「宿題やりなさいよ！」と急かされているような気がしてならないけど、実は日本人はこういう機能に弱い。可視化されるとなぜかやらないといけない気がするらしい。
Apple Watchと連携可能
おまけ程度なんだけど、Apple WatchにStreaksは対応していて、Apple Watchからでもタスクの確認、完了をすることができる。Apple Watchユーザーなら、少し便利に使うことができる。
おすすめの使い方【応用編】
ここからは実際に使ってみて、なんとか習慣化以外に上手い使い方はないものかと試行錯誤をしてみた結果を紹介したい。
①「学習ページ」を作り、時間制タスクを作ることで毎日最低同じ時間学習に取り組むようにする
タスクに学習ページを作って、時間制のタスクで作成することで学習に取り組む最低時間を決める方法。複数学習に取り組んでいる人はタスクに取り組む日を別々に設定することで差別化もできる。
時間制で登録したタスクは「再生マーク」を押すとタイマーのカウントダウンが始まってタイマーが終わったら通知がくる。最低時間を決めら方法。他にも応用ができて、掃除を時間で区切ったり、トレーニングを時間で設定しても面白いかもしれない。
②1ヶ月の中期目標をタスクで管理する
例えば、ランニングを1ヶ月に20回行うという目標を立てたとき、期間を1ヶ月に設定して、20回取り組むタスクとして設定することも可能。「期間内に何回取り組むことができているのか？」わかるから、より習慣化への意識が向きやすくなる。
1ヶ月で20回行うタスクの例が上の画像。
③外部アプリを連携して管理
一見関係がないように見えるんだけど、Streaksはヘルスケアアプリと連携することができて、ヘルスケアと連携ができるアプリであれば自動記録、自動でタスク管理をしてくれる。毎日体重を測っているかとか、毎日睡眠時間は足りているかを管理することもできてしまう。
俺は「OMRON connect」と「AutoSleep」を連携することで体重を測ることの習慣化と最低睡眠時間を管理することに成功している。
実際に使用してみた感想
色々考えてはみたものの結局は習慣化につながってしまう。悔しい。ここからは実際に使用してみて俺が感じた感想を包み隠さず紹介したい。
①操作が直感的で使いやすい
まず操作がしやすい。タスクの完了をしたい場合は設定したタスクを長押しすることでタスク完了にできるし、ページの切り替えも左右にスワイプするだけだから、タスクを設定してからはタスク完了操作をする程度。楽ちん。
②柔軟なタスク設定
地味にタスクに設定できるものの幅が広くて、ポジティブタスクだけではなく、ネガティブタスクも設定することができる。(例:禁煙する など…)
時間設定から期間の設定に渡るまで習慣化において全てのことを網羅している。習慣化ってこんなに幅広いんだと驚かされた。
③アプリに記録することで続かなくなる人もいる【デメリット】
アプリに記録することで続かなくなる人もいる。というのも、タスク完了をしてしまえばいいから。別に取り組んでいなくてもタスク完了をして仕舞えばその日のタスクは終わり。
④習慣化特化すぎて他の使い道がない
申し訳ないんだけど、頭を捻っても他の上手い使い方はないように思えた本当に習慣化にウェイトを置きすぎてそれしかできないように思える。あくまで俺の感想だから他の便利な使い方はあるかもしれないんだけど、習慣化アプリ、それ以上でも以下でもない。
結局は考え方次第
最後の最後に丸投げになっちゃうんだけど、結局はユーザーの意識次第で別にこのアプリがあるから習慣化できるわけじゃないというのが正直な感想。どうしても習慣化したいことを忘れてしまうという多忙な人には向いているかもしれないけどあってもなくてもいいアプリ。
あくまで補助ツールとしては優秀だとは思うから使いたい人は使えばいいというのが俺の見解だ。
